こんにちは、アキです！
これからYouTubeをやろうと考えたり、すでにYouTubeのチャンネルを持っているけど
「動画で何を話せばいいの？」
「わかりやすい動画をつくれない」
「チャンネル登録者数や再生数が伸びない」
このような疑問や悩みや持っているあなたへ、「YouTube台本の作り方」について解説しました。
YouTube台本の作り方について以下の内容を解説、紹介をしています。
・台本作成のメリット
・台本の作り方の5つのステップ
・台本の再現（100万回以上再生された動画を参考に）
この記事を読めば、動画のクオリティアップだけではなく、動画撮影や編集作業にかかる時間も短縮されて、YouTube運営の効率化にもつながります。
YouTubeの台本を作成するメリット
YouTubeの台本を作れば、動画のクオリティが高くなったり、動画をアップするまでの作業効率が向上します。
具体的なメリットは以下の３つとなります。
① わかりやすく話すことができる
② 正確な情報の発信ができる
③ 編集作業が効率的になる
① わかりやすく話すことができる
事前に台本を作ることで、話す内容が整理できます。
あらかじめ、伝える内容を考えることによって、視聴者にとってわかりやすくて、見やすい動画となります。
わかりづらい動画や見にくい動画を、貴重な時間をかけて最後まで見ますか？ ほとんどの人は別動画をクリックして離脱しますよね。
また、台本を作ることでテンポ良く進行できるので、視聴者を飽きさせることなく、視聴維持率を向上させることにも繋がります。
➁ 正確な情報の発信ができる
YouTubeで大事なものは情報の正確さです。
事前に台本をつくることで、冷静に情報を検証することができます。
情報が信頼できないチャンネルなんて、拡散したくないし、そもそも見ようともしませんよね。
もし、誤った情報を発信したら、視聴者や取引先の信頼を失います。
事実を確認したり、専門家の意見を取り入れましょう。
③ 編集作業が効率的になる
台本に基づいて撮影を行うことで、編集作業が楽になります。
テロップ入れや必要なカットがわかりやすくなり、編集作業が効率化されます。
また、台本があることで、話すのがスムーズになり、言葉が詰まることも減り、編集作業が短縮できます。
YouTube台本の作成方法 ５ステップ
YouTubeの台本はどんな手順で作ればいいのか？と悩んでいませんか。
YouTube台本を作る5ステップを紹介します。
STEP① テーマ・目的・ターゲットを明確にする
最初に、テーマ・目的・ターゲットを設定します。
「テーマ」＝全体の内容がブレずに、視聴者に伝えたいメッセージを明確にする
「目的」＝行動を促すこと、視聴者にとってほしい行動を明確にする
「ターゲット」＝視聴者を明確にし、ニーズに合うコンテンツを提供する
これらを明確にしないと、視聴者に響く動画をつくることができません。
例えば、ターゲットが明確でなければ、『30代独身』向けの動画が『子育て中の母親』『若い学生』にも当てはまった場合、 視聴者が混在します。
結果として、どの層にもピンポイントで刺さらず、興味がなくなり、動画から離れてしまいます。
どんな視聴者に何を伝えたいのか、どんなアクションを促したいのかを考えて、台本の方向性を考えます。
STEP➁ 構成を決める
動画の全体の流れ（構成）を考えることが必要です。
構成がなければ、話が飛躍したり、内容が伝わりにくくなります。
構成の例としては、動画全体の長さを５～10分にした場合を想定すると、
構成があれば、伝えたいメッセージがブレず、動画全体の流れがスムーズになり、 視聴者に動画の目的が伝わりやすくなります。
STEP③ 台本を書く
動画の構成に合わせて、具体的な台本を書きます。
YouTube台本の構成として、「PREP法」や「SDS法」は非常に有効です。
【PREP法】
P (Point): 主張や結論を最初に述べる
R (Reason): その理由を説明する
E (Example): 具体例を挙げて補強する
P (Point): 再度、結論を強調する
メリット: 視聴者にとって分かりやすく、内容が頭に残りやすいです。特に教育系や解説系の動画で効果的
【SDS法】
S (Summary): 最初に全体の要約を伝える
D (Detail): 詳細な情報を提供する
S (Summary): 最後に再度要約して締める
メリット: 情報の流れがスムーズで、視聴者が理解しやすいです。要点を強調したい場合や、複雑なテーマを扱う際に適しています
具体的に文章にしてみると、
【PREP法】
タイトル: 『早起きのメリット』
P (Point): 早起きには、集中力アップ、時間の有効活用、精神的安定のメリットがあります
R (Reason): 朝は静かで、自分だけの時間が取れるからです
E (Example): 私も朝活を始めてから、仕事の効率が大幅に向上しました
P (Point): 早起きは、生活の質を高める鍵です。ぜひ試してみてください
簡潔にポイントを伝えたい場合や、視聴者に強く印象づけたい場合はPREP法が適しています。 また、視聴者がすぐに結論を求める傾向がある場合は効果的です。
【SDS法】
タイトル: 『早起きがもたらす3つのメリット 』
S (Summary): 早起きには、集中力の向上、時間の有効活用、精神的な安定があります
D (Detail): 集中力: 朝は邪魔が少なく、仕事に集中しやすいです。
時間の有効活用: 早起きで、1日が計画的に進みます。
精神的安定: 規則正しい生活が心を落ち着かせます。
S (Summary): 早起きで、集中力と時間、心の余裕が手に入ります
複雑な情報を整理して伝えたい場合にはSDS法が役立ちます。 また、視聴者が詳細な情報を求めている場合も効果的です
使い分けのポイントとしてまとめると
【使い分けのコツ】
PREP法: 短く説得力を持たせたいとき、結論を早く伝えたい場合に効果的
SDS法: 複雑な情報を整理して伝えたいとき、詳細な説明が求められる場合に有効
STEP④ 台本でリハーサルをする
台本をもとにリハーサルを行い、流れやセリフを確認します。
【リハーサルのポイント】
・声に出して読む
・自然な口調で話す（話し言葉のイメージ）
台本を声に出して読むことで、「言いにくい言葉」や「不自然な表現」がないか確認します。
自然な口調で話せるように練習し、必要に応じて台本を修正することで、話しやすい言葉に近づけるのがいいです。
また、伝えたい箇所を気持ちを込めて話すことで、視聴者に熱意が伝わります。
STEP⑤ 最終確認と修正
リハーサルが終わったら、台本の全体を見直します。
【見直しのポイント】
・「視聴者」に内容がわかりやすく整理されているか
・「視聴者」にテーマがしっかりと届くか
・話の流れに一貫性があるか
これらを確認し、必要な修正を行います。
YouTube台本のテンプレート例
100万回以上再生されている動画の台本（の再現）を紹介します。
成功事例を見て、台本作りのイメージをさらに深めましょう！
● タイピングのやり方を解説した動画（189万回再生）
引用： TOKYO MX
●著名な医師が教える、老化を加速させる食べ物の動画（510万回再生）
引用： TOKYO MX
まとめ
YouTube台本のメリットや作り方をステップに分けて解説しました。
台本があることで、動画撮影だけではなく編集作業の時間も短縮されます。
自分の作業効率もアップしますが、視聴者にクオリティの高い動画を届けることができます。
ぜひ台本を作って、視聴者を満足させて、チャンネルを伸ばしましょう！
