こんにちは、アキです!
YouTube台本作りに挑戦してみたいけど
「なにから始めればいいのかわからない」
「作り方の流れやコツを知りたい」と感じていませんか?
今回はそんな方のために「YouTube台本の作り方」をわかりやすく解説しました。
この記事では、
・台本を作らないと損する理由
・台本の作り方7ステップ
・台本作りの注意点
これらについて詳しくお伝えします。
この記事を参考にすることで、視聴者にしっかりメッセージを伝えられるだけでなく、撮影・編集もスムーズに進められるようになり、動画のクオリティもアップしますよ。
ぜひ最後までご覧くださいね!
YouTube台本を作らないと損する理由3つ
YouTube動画を作るとき、皆さんは台本を作っていますか?
「なんとなくで撮影している…」という方、実は損しているかもしれません。
台本を作らないと損する理由を3つご紹介します。
① 無駄な撮影時間が増える
台本がないと何を話すか迷ったり、どのシーンが必要か曖昧になり、何度も撮り直しをすることになります。
台本があればスムーズに撮影ができて、時間を有効に使えますよ。
➁ メッセージが伝わりにくい
視聴者に伝えたいことがあるはずなのに、台本がないと話の流れがまとまらず、 何が言いたいのか分からなくなることってありませんか?
台本を作ることで、伝えたいメッセージが明確になり、視聴者にしっかり伝わります。
③ 編集が面倒になる
台本がないと編集の際に必要なカットを見つけにくくなります。
編集時間が増えて、完成までに時間がかかります。
台本があれば編集もスムーズに進んで、作業効率がアップします。
YouTube台本の作り方 7ステップ
初めての方でも簡単に取り組めるように、台本の作り方をステップごとに解説しますね。
【台本作りの7ステップ】
1.動画のジャンル・ターゲットを決める
2.動画のキーワード・タイトルを決める
3.動画の目的・メッセージを決める
4.台本の構成を考える
5.台本にセリフ・編集指示などを反映する
6.台本をもとに練習する
7.撮影本番
1.動画のジャンル・ターゲットを決める
まずは動画のジャンルやターゲット(視聴者)を明確にしましょう。
これは、視聴者が求めている内容に合わせて動画を作ることで、より多くの人に見てもらえる可能性が高くなるからです。
例えば
「YouTube台本の作り方」をテーマにする場合でも、「初心者向け」や「短い動画を作りたい人向け」「プロを目指す人向け」 など、ターゲットを具体的に設定することで、視聴者にとって魅力的な動画となりますよ。
2.動画のキーワード・タイトルを決める
動画を作る際には、キーワードとタイトルをしっかり決めることが重要です。
なぜなら、視聴者が検索する際にキーワードやタイトルが動画の表示順位に影響するため、 適切なキーワードを選ぶことで動画が見つけられやすくなるからです。
例えば
「YouTube台本の作り方」の動画を作る場合、「YouTube台本」「台本 作り方 初心者」など キーワードをタイトルに含めることで、検索結果に表示されやすくなりますよ。
3.動画の目的・メッセージを決める
「何を伝えたいのか」「視聴者にどう行動してほしいのか」を明確にすることが大切です。
目的やメッセージがはっきりしていると、動画の内容が一貫して伝わり、視聴者にとってわかりやすくなります。
例えば
「初心者でも簡単に作れるYouTube台本のコツを学ぶ」といった目的を決めておくと、 動画の内容もその目的に沿ったものになり、視聴者にとって価値のある情報を提供できますよ。
4.台本の構成を考える
YouTube動画の台本作りではストーリーの流れをしっかり考えることが大切です。
視聴者にとってわかりやすく、飽きさせない構成を意識すると、伝えたいメッセージが効果的に届きます。
構成としては以下の6つの枠を押さえましょう!
【構成の枠】
①オープニング
➁挨拶
③導入
④本題
⑤まとめ
⑥エンディング
それでは、それぞれの項目を詳しくみていきましょう。
①オープニング
オープニングは視聴者の心をつかむ最初のチャンスです。
ここで興味を引かなければ、離脱されてしまうことも...。
5秒~15秒以内で視聴者を惹きつけるのが理想です。
インパクトのある言葉や、視聴者に問いかけるフレーズを使うと効果的ですよ。
(セリフの具体例)
「突然ですが皆さん、動画を撮影するときに『何を話すか迷う』ってことありませんか? 今日はそんな悩みを解決する、台本作りのコツをお伝えします!」
・最初の数秒で視聴者の興味を引く
・問いかけやインパクトのある一言を使う
・短くシンプルに
➁挨拶
次に大事なのが挨拶です。
挨拶は自己紹介やチャンネルの紹介をする部分ですが、あまり長くなり過ぎないように注意してください。
視聴者が「この人の動画を見てみよう」と思うような、親しみやすさを意識しましょう。
(セリフの具体例)
「こんにちは!〇〇チャンネルの▲▲です。ここでは、YouTubeの台本作りや動画制作のコツをお伝えしています!」
・自分の名前、チャンネル名を伝える
・どんな動画なのかを簡単に説明する
・笑顔で明るく挨拶をする
③導入
ここからが動画の本格的なスタートです。
視聴者に「この動画を見るとこんなメリットがあるんだ!」と感じてもらうためにPASTORフォーミュラの型を使ってみましょう。
この型を使うと、自然と視聴者の興味を引く流れを作ることができます。
【PASTORフォーミュラの型】
P(Problem): 問題提起
A(Amplify): 問題の深刻さを伝える
S(Solution): 解決策を提示
T(Transformation & Testimonials): 解決策がもたらす変化と証拠
O(Offer):提案
R(Response): 行動を促す
(セリフの具体例)
「YouTubeの動画作りで一番悩むのが台本ですよね。
『どこから手をつければいいか分からない』『話がまとまらない』 そんな悩みを抱えていませんか?
でも、実は簡単なコツさえ知れば、あなたもプロ並みの台本が作れるようになるんです。今回はその秘訣をお伝えしますのでご覧ください!」
・視聴者の悩みや問題を引き出す
・解決策を明確に伝える
・行動を促す
④本題
本題の動画メイン部分です。
ここでは「PREP法」「SDS法」を使って、視聴者に分かりやすく伝えることを意識しましょう。
台本がしっかりしていると、視聴者も内容を理解しやすくなります。
【PREP法の型】
P(Point):結論
R(Reason):理由
E(Example):具体例
P(Point):結論
セリフの具体例【PREP法】
「YouTube動画を作るとき、台本作りで一番重要なのは『視聴者目線』で構成することです(Point)。
なぜなら、視聴者は限られた時間の中で情報を得たいと思っているので、分かりやすい流れが 求められるからです(Reason)。
例えば、台本の最初に『オープニング→自己紹介→導入→本題→まとめ→エンディング』という構成を 決めておけば、話の流れが自然になり、視聴者も最後まで見てくれるんですよ(Example)。
ですから、視聴者目線で構成を考えることが、良い台本作りの第一歩なのです(Point)。」
【SDS法の型】
S(Summary):要点
D(Details):詳細
S(Summary):再度要点
セリフの具体例【SDS法】
「YouTube台本を作るうえで大事なポイントは、構成と内容をしっかり考えることです(Summary)。
具体的には、まず『オープニングで視聴者の興味を引く』『導入でテーマやメリットを伝える』 『本題で具体的な情報を提供する』といった流れを意識することが重要です(Details)。
この流れを守ることで、視聴者に分かりやすい動画を作ることができるんです(Summary)。」
・伝えたいことを整理する
・具体例を交えて説明する
・最後にもう一度要点を伝える
⑤まとめ
ここでは、動画の内容を振り返り、視聴者にもう一度重要なポイントを伝えます。
まとめの部分で視聴者の理解を深めることで、印象に残りやすくなります。
(セリフの具体例)
「今日はYouTube台本の作り方についてお話ししました。覚えてほしいのは、台本作りでは『構成を考えること』と 『視聴者目線を意識すること』がとても大切だということです。
台本を作ることで、動画制作がスムーズになり、 視聴者に伝わりやすくなります。ぜひ今日のポイントを参考にして、次の動画で実践してみてください!」
・視聴者に再確認させる
・行動を促すフレーズを入れる
⑥エンディング
最後のエンディングでは、視聴者に感謝を伝えつつ、次のアクションを促します。
チャンネル登録やコメントをお願いするなど、次に繋げるためのアクションをしっかり伝えましょう。
(セリフの具体例)
「最後までご視聴いただき、ありがとうございました。この動画が参考になったら、ぜひチャンネル登録と高評価をお願いします。
また、コメント欄で皆さんのご意見や感想をお聞かせくださいね。それでは、次回の動画でお会いしましょう!」
・チャンネル登録、高評価、コメントのお願い
・次回予告や関連動画の案内を入れる
5. 台本にセリフ・編集指示などを反映する
台本にはセリフだけでなく、編集の指示をしっかりと入れておくことが重要です。
編集の際に「ここで効果音」「ここでテロップ」などの指示があると、撮影や編集がスムーズに進み、時間を効率的に使えるからです。
セリフのタイミングに合わせて「この場面でテロップを入れる」や「この瞬間に効果音を追加する」と指示があれば、編集作業が格段に楽になりますよ。
6. 台本をもとに練習する
台本を使って何度も練習することが大切です。
台本をしっかり読み込んで練習することで、話す内容が身に付き、自然な話し方ができるようになるからです。
事前に練習しておくと、本番でセリフに詰まることが減り、自信を持って話すことができますよ。
7. 撮影本番
いよいよ本番では、練習通りに自信を持って話すことが大切です。
練習を重ねてきたからこそ、本番ではスムーズに話すことができ、視聴者にも伝わりやすくなります。
練習の成果を発揮して、本番でスムーズに話せれば、視聴者も安心して動画を見続けてくれますよ。
悪いYouTube台本の特徴5つ
悪い台本の特徴としては主に5つ挙げられます。
それでは悪い台本の特徴について具体例を交えながら解説しますね。
【悪い台本の特徴】
①話がまとまっていない
➁重要なポイントが抜けている
③話がくどい
④視聴者目線で考えられていない
⑤行動を促す要素がない
①話がまとまっていない
台本の流れがバラバラで、視聴者が内容を理解しにくい状態です。
例えば、
動画で「YouTube台本の作り方」を説明するはずが、いきなり撮影機材の話に飛んだり、 突然編集ソフトの話を始めたりすることです。
視聴者は「結局、何が言いたいの?」と混乱してしまいます。
最初から最後まで一貫したテーマで話すことが大切です。
➁重要なポイントが抜けている
伝えたい内容で肝心なポイントが抜けてしまい、視聴者にとって内容が薄くなることです。
例えば、
「YouTube台本作りでは、まず構成が大事です」
と言いながら、構成の具体的なステップや例を一切説明しないと、 視聴者は「どうやって構成を作ればいいの?」と疑問に思います。
重要なステップやアクションを具体的に伝えないと、視聴者は納得できません。
③話がくどい
余計な説明や同じ内容の繰り返しが多く、視聴者が飽きてしまうことです。
例えば、
「YouTube台本作りが重要なんです。なぜかと言うと、台本があると内容がまとまり、話しやすくなります。 やっぱり、台本があると撮影もスムーズで、編集も楽なんです。だから台本は大事なんです。」
同じことを繰り返し話すと、視聴者は途中で飽きてしまします。
要点をまとめてシンプルに伝えましょう。
④視聴者目線で考えられていない
専門用語や自分にしかわからない表現が多く、視聴者に伝わりにくいことです。
例えば、
「まず、Bロールのインサートをインテグレートしつつ、カットの間にトランジションを入れます…。」
といった表現は、動画編集に慣れていない視聴者には意味不明です。
視聴者が初めて聞く内容でもわかるように「動画の中に説明のための映像や文言を入れる」 など、分かりやすく工夫することが必要です。
⑤行動を促す要素がない
視聴者に何をしてほしいのか伝えないため、アクションが起きにくいことです。
例えば、
動画の最後に「今日はYouTube台本の作り方を紹介しました。では、また!」 と終わると、視聴者は何をすればいいのか分かりません。
「この動画が役に立ったと思ったら、ぜひチャンネル登録と高評価をお願いします! また、コメントで皆さんの台本作りのコツも教えてくださいね!」
と伝えることで、視聴者が次に何をすべきかはっきりします。
まとめ
いかがでしたか? YouTube台本を作ることで、撮影・編集もスムーズに進み、視聴者にしっかりメッセージを伝えられるようになります。
今回のステップやコツを参考に、ぜひ台本作りに挑戦してみてくださいね!
動画作りがもっと楽しくなりますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。